- けっしょ
- I
けっしょ【血書】堅い誓いや誠意を示すため, 自分の血で文書を書くこと。 また, その文書。IIけっしょ【闕所・欠所】(1)(「闕所」と書く)鎌倉・室町時代, 敗戦・謀反・犯罪などによって没収された所領。 また, 幕府や領主による没収行為のこと。(2)江戸時代の庶民に対する刑罰の一。 磔(ハリツケ)・火罪・獄門・死罪・追放などの付加刑として, 地所・財産を没収すること。
「口論の事なれば家財~には及ぶまい/浄瑠璃・夏祭」
→ 改易(3)人のものを取り上げること。「友達が来ちや~するひとりもの/柳多留 17」
(4)欠けているところ。 穴のあいているところ。「墻壁の~に吶喊(トツカン)して来た/吾輩は猫である(漱石)」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.